土木工事現場では多くのスタッフが働いていて、その中には派遣社員や契約社員、アルバイトも含まれています。
そういった多くの従業員を指揮しているのが土木施工管理技士です。
土木施工管理技士は国家資格として認定されていて、土木工事現場の主任者になれる資格です。
技術面の指揮者、管理面の指揮者として活躍できます。
資格を取得する際、1級と2級があります。
どちらの資格を取得するにもまずは実務経験が必要です。
土木現場で働いて実績を踏んでから土木施工管理技士を目指す形になります。
ちなみに学歴によって何年の実務経験が必要かは変わってきますので、そのあたりはご自身の条件を元に、確認してみてください。
土木施工管理技士の知識や経験として求められるのは、土木工学や施工管理法、法規などです。
例えばどういった工程を経て行えば安全に建物が建てられるのか、どのような手順で従業員は作業を進めていけば良いのか、どういった法律やルールがあるのかという包括的な理解が必要になってきます。
一作業員として働いている時は作業だけに没頭していれば良いですが、土木施工管理技士になれば、全体を見渡す力、スケジュール通り進んでいるのかを把握する力が大切です。
将来的なステップアップを考慮している方は、ぜひ土木施工管理技士を目指しましょう。